日本IBMは10月10日、クライアント/サーバ(C/S)型グループウェアの最新版「IBM Notes/Domino V10」の提供を開始した。「Faster. Modern. Lower TCO.」の3つをコンセプトに機能を強化。日本IBMのコラボレーション&タレントソリューション事業部で事業部長を務める中島治氏は、発表に合わせて開催した「IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn Tokyo」で、「アプリケーション開発という領域において、これまでの流れを変える機能を満載に取りそろえた」と語る。
V10には3つの目玉機能があるという。一つ目は開発環境の拡張だ。「IBM Domino App Dev Pack」によって、JavaScriptとNode.jsへ開発環境を拡張。オープンソースのライブラリが活用可能になり、モバイルやウェブアプリ開発者がV10に参加しやすい流れを整えたという。
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