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「Excel」の「Power Query」機能--単一列に入れられた複数の値を個別行に振り分け

データの分析では、分析よりもデータの入手や整理に時間を費やすことが多い。それが当てはまる場合は、「Excel」の「Power Query」について必ず調べよう。ここでは、同機能の使い方を解説する。

 データの分析では、分析よりもデータの入手や整理に時間を費やすことが多い。それが当てはまる場合は、「Excel 2016」の「Power Query」(または「取得と変換」)について必ず調べよう。Power Queryを利用すれば、アクティブなブックなど、数種類のソースからデータを読み込める。データをPower Queryに取り込んだら、専用ツールを使って、そのデータの分析や操作をすばやく実行できる。必要としている結果を得るには、複雑な数式やVisual Basic for Application(VBA)を使用するしかないと思っているなら、一歩戻って、「代わりにPower Queryでこれができないだろうか?」と考えてみよう。たいていの場合、答えは「イエス」だ。

 Power Queryを紹介するこの短い記事では、Power Queryを使用しなければ管理に途方もない苦労が伴う問題を見ていこう。具体的には、複数の値が入った列を、1つの行に1つの値が納まるように分割してデータベース構造にする方法を示す。これはよくある問題で、専門知識がないとExcelでは容易に解決できない。

 筆者は、64ビット版「Windows 10」で「Excel 2016」のデスクトップ版(Office 365)を使っている。Power Query(または「取得と変換」)は、古いリボンバージョンでも利用されているが、アドインとしてインストールする必要がある。リボンメニュー以前のバージョンには同等のツールがない。データは各自用意してもいいし、デモ用のxlsxファイルをダウンロードしてもいい。

「複数の値を持つフィールド」とは

 データベース技術に詳しい人なら、各フィールドには可能な限り最小の独立した値を格納すべきというのが、最も重要な正規化のルールの1つだと知っているだろう。ユーザーにとって非常に残念なことに、多くのデータベース、中でもスプレッドシートでは、このルールが守られていない。図Aに示すのは、この規則を破っている簡単なデータセットだ。

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