人事・労務

偏見のない公正な採用をAIで支援--IBM「Watson Recruitment」に新ツール

IBMは米国時間9月24日、「Watson Recruitment」の「Adverse Impact Analysis」機能をリリースしたと発表した。人工知能(AI)を活用することで、企業による偏見のない、より公正な採用活動を支援する。

 IBMは米国時間9月24日、「Watson Recruitment」の「Adverse Impact Analysis」機能をリリースしたと発表した。人工知能(AI)を活用することで、企業による偏見のない、より公正な採用活動を支援する。Adverse Impact Analysisは組織の過去の採用データを解析し、年齢や性別、人種、学歴、以前の勤務先などに関連する差別的事例を特定し、人事担当者が採用状況に偏よりがないかを突き止め、将来的に偏見を一掃できるよう支援する。

 組織の人事担当者は、概ねAIに対して多大な期待を寄せている。IBMが実施した最近の調査によると、AIが向こう数年間に企業の経営手法に大きな変革をもたらすと考える最高人事責任者(CHRO)は33%に上るという。とはいえ、この調査結果によると、AIが経営幹部から全従業員に至る職務を完全にこなせるようになるとは考えられず、調査対象者となった最高経営責任者(CEO)の65%が、向こう数年間は対人スキルこそ自らの業務に大きな影響力を持つと回答したことが分かった。

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