アクロニス・ジャパン(アクロニス、港区)は9月19日、個人向けバックアップソフトウェアの最新版「Acronis True Image 2019(15周年記念バージョン)」を発表した。“SAPAS”という同社のサイバープロテクションのコンセプトをもとにセキュリティ機能とデータアクセスの利便性を強化したという。オンライン版は同日から、パッケージ版は10月12日から販売する。
コンセプトに掲げるSAPASは“Safety、Accessibility、Privacy、Authenticity、Security”の5つ頭文字からとっているという。アクロニスでリージョナルプロダクトマーケティングマネージャを務める古舘與章氏は、「ランサムウェアなどの脅威は企業だけでなく個人も対象としつつあり、従来のバックアップでは物足りなくなってきている」と市場の変化を説明。「セキュリティとデータ保護、利便性、接続性、真正性をバランス良く組み合わせ、いつでもアクセス可能で復元できる製品を目指している」(古舘氏)と開発ポリシーを語る。
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