ROUNDAHEADのポイント
- API管理基盤とアプリケーション実行基盤を利用可能
- API基盤をユーザー企業ごとに区分け、安全にAPI公開
- 実行環境の構築、リリース作業を自動化
ROUNDAHEADの製品解説
TISの「ROUNDAHEAD」は、クレジットカード業界のデータセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したPaaS。素早くフロントエンドサービスを立ち上げたい企業向けとしている。
API管理基盤「ROUNDAHEAD for API」と、オープンソースソフトウェア(OSS)のPaaSフレームワーク「Pivotal Cloud Foundry」をベースとするアプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP(Cloud Application Platform)」で構成されている。
ROUNDAHEAD for APIは、APIを公開するためのAPIゲートウェイや公開したAPIを管理するAPIマネージャー、開発者向けにAPI仕様を公開するポータルなどを月額で利用できる。PCI DSS準拠のセキュアなAPI基盤に利用企業ごとの区画が設けられ、安全にAPIを公開、APIを活用したサービスを管理できる。
ROUNDAHEAD by CAPは、「アプリケーションインスタンス」「インターネット回線」「開発ツール」「PCI DSS運用」などを利用できる。
アプリケーションインスタンスでは、JavaやGo、PHP、Ruby、.NETなどの実行環境が提供される。自動実装機能で実行環境の構築、リリース作業を自動化可能。アプリケーション実行に必要なランタイム、ミドルウェアはbuildpack形式で提供され、パッチ適用は基盤側で一元管理する。共有のリレーショナルデータベース(RDB)も利用できる。
インターネット回線は共有型の100Mbps。オプションでインターネットVPN、専用線敷設も可能。開発ツールはアプリケーションインスタンスと合わせて継続的インテグレーション(CI)/継続的デリバリ(CD)環境、GitLab環境、アプリケーション管理GUI、プライベートリポジトリを利用できる。
用途と機能 | PCI DSSに準拠したセキュアなクラウド基盤 |
---|---|
特徴 | APIを公開するためのAPIゲートウェイや公開したAPIを管理するAPIマネージャー、開発者向けにAPI仕様を公開するポータルなどを月額で利用。JavaやGo、PHP、Ruby、.NETなどの実行環境が提供。アプリケーション実行に必要なランタイム、ミドルウェアはbuildpack形式で提供 |
税別価格 | ROUNDAHEAD for API 初期費用:350万円、月額費用:150万円(100万APIコールあたり) ROUNDAHEAD by CAP 月額費用:70万円~(基本料金:40万円、1インスタンス:30万円) |