OS・ミドルウェア

Linuxでテキストベースのパスワードマネージャを使用--「Titan」の場合

「Titan」はシンプルなテキストベースのパスワードマネージャだ。本記事では、Titanをインストールして使用する方法を説明する。

 現実を直視しよう。あなたはパスワードマネージャの使用を開始する必要がある。この期に及んで、暗記できるパスワードを使うことは、自らトラブルを招いているに等しい。そのようなパスワードを使っていると、あなたのユーザーアカウントがハッキング被害に遭うのは、それが起きるかどうかではなく、いつ起きるかという問題になる。社内のサーバ(企業や顧客のデータが含まれている可能性もある)を扱っている場合、最も避けなければならないのは、脆弱なパスワードを使用しているという理由だけで、何者かにそのデータにアクセスされてしまうことだ。

 それを回避するために、非常に強力なパスワード、つまり絶対に覚えられないようなパスワードの実装に着手すべき時期が来ている。このようなパスワードを使う場合、パスワードを取得する機能が必要になる。そこでパスワードマネージャの出番だ。デジタル空間に石を投げ込むと、こうしたツールにいくつも当たるはずだ。しかし、ほとんどのパスワードマネージャにはGUIが必要だ。GUIのないサーバでパスワードマネージャを利用したい場合は、どうすればいいのだろうか。そういうときは、「Titan」のようなツールを利用するといい。

 Titanはシンプルなテキストベースのパスワードマネージャで、「SQlite」を使用してパスワードを保存し(パスワードは全てAES暗号化を使用して保存される)、「openSSL」ライブラリを使って暗号化を実行する。テキストベースのパスワードマネージャが必要な人にとって、Titanはおそらく最適な選択肢になり得るはずだ。

 本記事では、「Ubuntu Server 16.04」を使って、Titanパスワードマネージャをインストールして使用する方法を説明する。このインストール方法は、ほとんどのLinuxディストリビューションで有効なはずだ(ここで説明しているように、インストール方法に多少の変更を加える必要がある)。

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