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ローコードプラットフォームの導入--IT部門の「頭痛の種」となるのを防ぐには

ローコードプラットフォームは多くの企業に利益をもたらすことが証明されているが、問題が起きることもある。本記事では、ローコードプラットフォームの統合で失敗を防ぐ方法について、いくつかのアドバイスを紹介する。

 ローコードプラットフォームの企業での人気がますます高まっている。企業の狙いが優秀な開発者の不足を埋めることであれ、開発に要する時間を短縮することであれ、ローコードプラットフォームは、デジタル変革の流れに乗ろうとしているビジネスプロフェッショナルに最適である。

 ローコードプラットフォームを使用すると、ビジネスプロフェッショナルは従来のコンピュータプログラミング手法の代わりにグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使ってアプリケーションを開発できる。ローコードプラットフォームの美点は、コーディングの専門家でなくてもアプリケーションを開発できることだ。ただし、ノーコードプラットフォームとローコードプラットフォームを区別することが重要である。どちらも同じ目標を達成するが、そこに至るのに必要なスキルレベルが異なる。

 451 ResearchのプリンシパルアナリストのCarl Lehmann氏は、「ノーコードプラットフォームでは、あらかじめ設定されたドラッグ&ドロップアクションが使用され、ユーザーはリストやワークフローダイアグラムでそれを使って開発を行う。ユーザーは必要なものを入力するだけで、特定のものに属性を割り当てることができる。基本的に、それによって、実行可能なビジネスアプリケーションやワークフローアプリケーションが作成される」と説明する。「ローコードとは、ユーザーが実際に設計に関わって、スクリプトを作成または追加し、ユーザーインターフェースをカスタマイズできることを意味する。ノーコード環境だと、ユーザーがコンピューティング言語を理解する必要はない。ローコード環境では、コンピューティングについて、ある程度の知識が必要になる」(Lehmann氏)

 ForresterのバイスプレジデントでプリンシパルアナリストのJeffrey Hammond氏の説明によれば、ビジネスプロフェッショナルは一般にコーディングの経験があまりないので、ノーコードのソリューションを使用することが多いという。しかし、プロの開発者の場合だと、プログラミングに精通しているので、コードが増える傾向にある、とHammond氏は言い添えた。

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