“食べるスープ”をコンセプトに、うま味調味料や保存料を添加せず、素材の旨みを生かしたスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を駅ビルなどの駅構内、オフィスビルの飲食店街など関東を中心に展開するスープストックトーキョー。2016年2月に事業分割して独立した同社では、人材の採用と育成にあたり、企業理念に立ち返ったという。
7月12日に「HR EXPO」内で「社員の体温をあげる! スープストックトーキョーの採用活動と人材育成」と題した講演、同社取締役 兼 ブランディング本部 本部長 兼 人材開発部 部長の江澤身和氏は、製品やサービスと同様に手作り感と真心感が詰まった同社の人事活動について紹介した。
スープストックトーキョーの現在の売上高は80憶円。関東を中心に、東海、関西、九州地方に68店舗を構え、184人の社員の他に約1500人のアルバイトが従事している。同社ではアルバイトスタッフを“パートナー”と呼び、同社の企業理念である“世の中の体温を上げる”を支える大切な一員として手厚く扱われている。
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