BI IoT クリックテック・ジャパン

クラウドでもエッジでもリアルタイム分析できるBI基盤「Qlik Core」の潜在能力

「QlikView」などを開発するQlikはBIアプリケーションの開発プラットフォーム「Qlik Core」をベータ版として提供。クラウドにもIoTのエッジデバイスにも載せられるというQlik Coreについて同社CTOに聞いた。

 Qlik(日本法人はクリックテック・ジャパン)が開発するビジネスインテリジェンス(BI)ツール「QlikView」「Qlik Sense」は同社の独自技術「Qlik Associative Engine」をベースにしている。Associative Engineはデータ同士の関係を自動的に認識してデータに意味付けする技術。QlikViewはインメモリ型であり、エンドユーザーがIT部門に頼らずにデータを分析できる“セルフサービス型”BIツールとして導入が進みつつある。

 そのQlikは適用範囲を広げようとしている。

 同社は4月23から26日にイベント「Qonnections」を開催。その中で開発プラットフォーム「Qlik Core」を発表した。現在ベータ版として利用できるQlik Coreを活用して開発者はさまざまなデータ分析アプリケーションを開発できるようになっている。

 Qlik CoreはAssociative Engineをコンテナ化してLinuxで稼働する。Qlik Coreには、データロード用の「halyard.js」、Associative Engineを操作するための「enigma.js」、データのビジュアライゼーションフレームワークを検索するための「picasso.js」などのオープソースソフトウェア(OSS)として開発されているライブラリのほかに外部システムと連携するためのAPIで構成される。

 Qlik Coreはフットプリントが小さいことからIoTでの末端の端末に組み込むことができる。「Docker」に載るようにコンテナ化されているためにAmazon Web Services(AWS)やMicrsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)に対応。コンテナ化したアプリケーションを実装、スケーリング、管理するためのオーケストレーションツール「Kubernetes」でQlik Coreを管理できる。

 Qlikの最高技術責任者(CTO)であるMike Potter氏は、Qlik Coreについて「クラウドでリアルタイムにデータを比較できたり、複数のテレメトリデータを収集できたりする」と説明するとともに「どんなデバイスにも組み込める」と語った。Qlik Coreがどんなソフトウェアであるのか、話を聞いた。

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