人間が操作しなくても自ら飛行する初のナノドローンが、科学者らによって開発された。これにより、人工知能(AI)の小型化と処理能力の抑制に向けた新たな道が開かれた。
チューリッヒ工科大学とボローニャ大学の研究者6人が、「DroNet」を使ってドローンのわずかな動力やメモリ制限を最大化する方法をあみ出した。彼らが5月に発表した論文によると、DroNetとは「軽量の残差畳み込みニューラルネットワーク(CNN)アーキテクチャ」だという。
このプロジェクトを率いている科学者の1人、Antonio Loquercio氏がThe Registerに伝えたところによると、マシンの演算および航行制御は、完全にデバイス上にて実現されているという。
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