OS・ミドルウェア

Linuxの「dmesg」コマンド--トラブルシューティングに役立つ便利なツール

Linuxの「dmesg」コマンドは、システムで起きていることを把握するのに大いに役立つ。ここでは、同コマンドの使い方を解説する。

 Linuxデータセンターサーバに障害が発生することは、めったにない。しかし、まれにそうした問題が起こるのも事実である。それはなぜか。完璧なものなど存在しないからだ。そして、マシンがネットワークに接続されている場合、何らかの問題が発生するタイミングを予測するのは不可能だ。そうした恐ろしくて避けがたいことが実際に起きてしまっても、問題解決に必要なあらゆるツールが用意されているので、安心してほしい。

 有能な管理者なら、まずログを確認するはずだ。それらの不思議な文字の中には、挙動のおかしい多くの王国への鍵が隠されている。ほとんどのサービス(「Apache」や「MySQL」など)で、個々のログを確認することが可能で、接続や認証、セキュリティなど、さまざまな問題に関するヒントが得られる。だが、調べる必要のあるシステムがサーバプラットフォーム自体の場合は、どうすればいいのだろうか。ハードウェア関連の問題がある場合は、どのログファイルを調べればいいのだろうか。

 筆者が最初に注目するのは、起動中に読み込まれるさまざまなデバイスドライバについて詳細な情報を提供する特別なコマンドだ。このコマンドによって提示される情報は、Linuxシステムで起きていることを把握するのに大いに役立つ。そのコマンドとは、dmesgのことだ。筆者は何十年にもわたって、Linuxサーバおよびデスクトップのトラブルシューティングにこのツールを使用してきた。読者の皆さんもこの便利なコマンドを利用すべきだ。以下で具体的な使い方を解説する。

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