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「Raspberry Pi」入門--幅広い用途に使われる超小型コンピューター

「Raspberry Pi」はクレジットカードサイズの低価格コンピューターだ。販売台数2500万台を超えるこのシングルボードコンピューターの特徴、用途、競合製品や、新モデル「Raspberry Pi 4 Model B」などについて解説する(2018年7月26日公開、2019年7月17日更新)。

 「Raspberry Pi」の成功は、予想を上回るものだった。当初は子どもがプログラミングを学ぶための安価なコンピューターという位置付けで、開発者が考えていた販売台数は1000台だったが、これまでに2500万台以上が売れている。以下でその理由を説明しよう。

概要

  • どんなものなのか:わずか5ドルで購入できるクレジットカードサイズのコンピューターであり、大勢のアマチュア開発者やハードウェアハッカーで構成されるコミュニティーを生み出した。
  • 何ができるのか:多くの用途がある。低価格ながら、余計な機能がない実用本位のPC、ポケットサイズのプログラミング用コンピューター、自作ハードウェア用のハブなどとして使用できる。
  • なぜ重要なのか:世界中の児童のプログラミングに対する興味を喚起し、次世代の開発者の育成を図る上で最適なマシンだからだ。
  • 誰が影響を受けるのか:Raspberry Piを購入して、いろいろと試してみたいという人。
  • 競合製品にはどのようなものがあるのか:「Rock Pi 4」のようにスペックで「Raspberry Pi 4」を上回るボードや、もっと安価なボードはあるが、Raspberry Piほどソフトウェアやコミュニティーサポートが充実しているボードはほとんどない。
  • いつから利用できるのか:今すぐ購入できる。2012年の発売以来、2500万台以上が販売されており、「Raspberry Pi 4 Model B」のリリースによって再び需要が活発になっている。
  • どこで使用されているのか:世界中で使われており、公式フォーラムはアクティブユーザー26万人以上のコミュニティーをサポートしている。
  • 誰が提供しているのか:コンピューターの仕組みについて世界中の人に関心を持ってもらうことを使命とする非営利の慈善団体Raspberry Pi Foundation。
  • どうすれば利用できるのか:Raspberry Piの公式リセラーからオンラインで購入できる。

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