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IoT GO:生産設備や製造マシンの稼働状況をリアルタイムに監視するIoTサービス

製造業向けIoTクラウドサービス「IoT GO」は、製造現場での生産設備や製造マシンの稼働状況を取得し、遠隔地からでもリアルタイムにモニタリングすることが可能。「Azure IoT Hub」を活用する。

IoT GOのポイント

  • 生産設備や製造マシンの稼働状況を取得し、リアルタイムに監視
  • 稼働時間やマシン稼働率、停止時間を測定し、サイクルタイムも測定
  • 出張中でも自社の生産設備の稼働状況を把握

IoT GOの製品解説

 マイクロリンクの「IoT GO」は、製造業向けIoTクラウドサービス。 中小製造業でも手軽にIoTへの取り組みを開始できるよう、初期費用ゼロ円から始められるとし、製造マシン1台からの契約が可能で、月額の料金も低価格に抑えたとしている。

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 生産設備や製造マシンの稼働状況を取得し、モニタリングすることが可能。「稼働カウント」と「稼働時間測定」の2つのタイプの信号を取得できる。

 稼働カウントタイプでは、プレスマシン、溶接機やセル生産工程などの組み立て、検査工程などに適合と説明。稼働時間測定タイプでは、マシニングセンターやNC加工機、レーザー加工機、ワイヤーカット、研削機などの稼働時間を測定する。

 それぞれの測定タイプで、稼働時間やマシン稼働率、停止時間(停止理由入力可)を測定し、稼働カウントタイプでは上記に加えてカウント値とサイクルタイムも測定される。

 現場に設置したデータ送信機は「Azure IoT Hub」を通じて、収集したデータをリアルタイムに送信。従来手作業ベースで収集していたマシン稼働データの自動で収集でき、PCやスマートフォンからも同時にリアルタイムでモニタリングできる。

 経営者や管理者は、遠隔地の工場生産設備の稼働状況を把握できるだけでなく、出張中でも自社の生産設備の稼働状況を把握できるようになる。それぞれの作業場所や職場に合わせた稼働モニタリング表示、アンドン表示、10種類の作業時間帯の定義から作業場所別や時間帯別のデータ表示が可能であるため、現場表示器の設置で作業者の意識を高めることにも役立ってくれる。

 生産データはクラウドに蓄積し、過去のデータもタイムマシン機能でいつでも参照できる。これらのデータを機械学習サービス「Azure Machine Learning」で分析することで改善が必要な生産ラインのランキングをリストで表示したり、改善内容のリコメンドを表示したり、生産安定度分析などの機能提供を将来的に計画している。

 接続する製造マシンは、特にIoT対応である必要はなく、ほぼすべての旧式な機械でも接続可能と説明。オプションとして設置工事サービスを提供で、設置や設定を自社でできない企業でも採用できるほか、導入後のIoT機器の現場保守サービスも用意されている。

 ハードウェアは、製造マシンからデータを取得し、クラウドに送信する送信機やWi-Fiアクセスポイント、LTEルータで構成。いずれもレンタル提供となり、利用期間中に万一故障した場合には交換対応を実施。LTEルータに必要なLTE-SIMの通信費用もレンタル費に含まれている。

 クラウドサービスだけでなく、オンプレミスのパッケージで概念実証(PoC)にも対応する。パッケージ版は一括購入となるが、個別カスタマイズにも対応可能だ。

IoT GOのイメージ図(出典:マイクロリンク)
IoT GOのイメージ図(出典:マイクロリンク)
IoT GOのまとめ
用途と機能生産設備や製造マシンの稼働状況を取得し、モニタリングできるクラウドサービス
特徴溶接機やセル生産工程などの組み立てやプレスマシンなどのカウントとサイクルタイムを測定、マシニングセンターやNC加工機、レーザー加工機などの稼働時間を測定。マシンの稼働データを自動で収集して、PCやスマートフォンからもリアルタイムで監視できる。作業場所や職場に合わせた稼働モニタリング表示、アンドン表示、10種類の作業時間帯の定義から作業場所別や時間帯別のデータ表示

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