独立行政法人住宅金融支援機構(JHF、文京区)は、COBOLで書かれ、メインフレームで稼働する基幹システムをJavaを活用するオープン環境へ1月に移行した。7月6日、移行プロジェクトを担当したTISが発表した。
JHFの基幹システム「総合オンラインシステム」は、全国約600の金融機関とネットワークで接続し、JHFの住宅ローン審査、融資、返済までの一連の業務を管理する大規模な基幹システムだという。約1000万ステップのCOBOLプログラム、約2万本のジョブ制御言語、約500テーブルのデータベース(DB)などのメインフレーム環境で構成、2000年から運用するが、繰り返しのメンテナンスでアプリケーションが肥大化、複雑化していたという。
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