6月14日から2日間開催されたイベント「ガートナー データ&アナリティクス サミット 2018」にグーグル・クラウド・ジャパンのGoogle Cloudカスタマーエンジニア 寳野雄太氏が登壇。「クラウドで実現する、本質的なセキュリティを備えたデータ活用基盤」と題されたセッションで語った。
2008年4月にGoogle App Engineから始まったGoogle Cloud Platform(GCP)は、先行するAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureの後塵を拝するも、着々とシェアを広げている。グーグル・クラウド・ジャパンによれば、過去3年間でクラウドインフラ関連の投資額は3兆円以上に及び、10億人以上のユーザーに各種サービスを提供してきた。そのインフラ環境を企業に提供するのがGCPだという。
同社は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」という企業ビジョンを掲げているが、寳野氏は「コンシューマーに限らずエンタープライズにも同じメッセージを発信してきた」と説明。「クラウド上での企業データ活用をセキュアに実現」する上でGCPの利便性をアピールした。
残り本文:約2278文字 ログインして続きを読んでください。