三菱UFJ銀行は、実際に対面せずにPC画面を共有できるサービス「RemoteOperator Enterprise」を、個人向けのサービスを提供するリテール部門で採用したと発表した。金融商品を販売するアウトバウンド業務で活用する。対面同様に資料を見せながら商品を説明し、従来店舗への来訪を促していたアウトバウンド業務を変革。顧客の利便性向上を図るという。6月18日、サービスを開発、提供するインターコム(台東区)が発表した。
デジタル化の進展で、金融業界でも顧客ニーズや取引シーンの多様化が進んでいるという。インターネットバンキングの利用者増に伴い、三菱UFJ銀行の店舗来訪数は減少傾向にあるというが、RemoteOperator Enterpriseの導入で顧客に店舗に来訪してもらわずに金融商品を説明、販売できるという。
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