Kaspersky Labが 2017年に実施した調査によると、ITセキュリティインシデントの46%は従業員に責任があるという。それは朗報であると同時に凶報でもある。凶報である理由は明白だろう。朗報は、問題がどこにあるのかが既に判明していることだ。それでは、セキュリティホールとなっているこれらの従業員は、何をしているのだろうか。
従業員が関与するセキュリティリスクのトップ5は以下の通りだ。
1. ポリシーに対する無知
自社のセキュリティポリシーの内容を理解していない人間がそれに従う可能性は低い。従業員にポリシーの内容を周知させ、それに従う方法とその理由を教育しよう。
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