情報漏えい対策

Facebook情報流用問題から考える“安心して自由にネットを使う”ための教訓

重要なのは、Facebookの大量のユーザーデータを企業が容易に収集できる仕組みであったということと、この情報を企業がほぼ思い通りに使えるようにしていた点である。

 Cambridge AnalyticaによるFacebookの情報流用問題は、デジタル世界の範囲と影響力が拡大し続けていることによって、オンラインセキュリティへの脅威が高まっていることを改めて示している。これは、現実社会の危険よりも緊急性が低いように思われるかもしれないが、その影響をじっくり考えてみると、やはり警戒が必要だ。

 かなり以前から多くの識者がその対処法について論じてきたが、この機会に改めて、集団そして個人で対処可能な2つの主な自衛策を示しておきたいと思う。

 しかしその前に、一体何が起こったのか、そしてこのような漏洩(「漏洩」が本当に適切な表現であるかはまだ議論の余地があるが)がなぜ起こり得たのかについて見てみたい。

 ケンブリッジ大学の教員Aleksandr Kogan氏は、データ分析会社Cambridge Analyticaと共同で、あるアプリを開発した。今ではこのアプリが、最大で8700万人のFacebookユーザーのデータを収集していたことが明らかになっている。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約3182文字 ログインして続きを読んでください。

あなたにおすすめの記事

関連記事

ホワイトペーパーランキング

  1. 情報システム主導のRPAプロジェクトがなぜか炎上するワケ - 成功ポイントは人事とシステムにあり
  2. 事例で学ぶ! RPA実践ガイド - オフィス業務を自動化して働き方改革を実現する8つのユースケース
  3. よくわかるCloud Access Security Broker(CASB)導入のポイント
  4. 【調査】Office 365やG Suiteなどの導入における様々な課題が明らかに!有効な解決策とは
  5. AWS公式提供!サーバレスアプリケーション設計・構築・運用のノウハウ

編集部おすすめ

トレンドまるわかり![PR]

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
クライアントセキュリティ
サーバセキュリティ
ゲートウェイセキュリティ
メールセキュリティ
ウイルス対策
標的型攻撃対策
IDS/IPS
ファイアウォール
WAF
UTM
SIEM
フィルタリング
データ保護
アクセス管理
SSO
ワンタイムパスワード
IRM
情報漏えい対策
暗号化
脆弱性診断
その他セキュリティ
新興技術
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
学習

ベンダー座談会

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]