Microsoftは米国時間6月4日付けのブログ投稿で、バージョンコントロールサービス企業のGitHubを75億ドルで買収する計画であると発表した。Bloombergの報道は、GitHubがユーザーに課金せずにオープンソースソフトウェアプロジェクトのコードやその他の資産をホスティングすることから利益を得る方法をまだ見いだしておらず、そのことがGitHubを自社の売却に駆り立てた可能性を示唆している。
MicrosoftによるGitHubの買収は分からなくもない。同社はGitHubを利用して自社のオープンソースプロジェクトをホスティングしている。Microsoftは2017年、同社が運営していた競合サービス「Codeplex」を閉鎖したが、コードのエクスポートを容易にするためにGitHubと提携を組んだ。
20年前にハロウィーン文書が公にされて以来、Microsoftの文化が変化してきたことは間違いない。一方、今回の買収が伝えられる中で、開発者コミュニティーの一部がGitHubから離れる可能性もある。なぜなら、Microsoftはオープンソースソフトウェアに対して敵意を抱いてきた過去があるからだ。
残り本文:約856文字 ログインして続きを読んでください。