米国時間5月30日、ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield Byers(KPCB)のパートナーであるMary Meeker氏が「2018 Internet Trends」レポートを発表した。294枚のスライドからなるこのプレゼンテーションは、インターネットが経済に及ぼす世界的な影響とともに、ユーザーの日常生活をどのように変化させているかを調査したものだ。
このレポートは消費者の側からみたテクノロジに重点を置く一方、ビジネスの世界に影響を及ぼす主なトレンドをいくつか取り上げている。例えば、テクノロジ企業が米国の時価総額に占める割合は25%となっており、その数字は増え続けている(同レポートのスライド39参照)。さらに、設備投資と研究開発の支出額でみた米国企業の上位15社のうち6社がテクノロジ企業であることが、同レポートで明らかになった。
テクノロジが米国および世界経済に引き続き影響を及ぼす中、企業プロフェッショナルは同分野の特定の側面について、最新情報を常に把握することが特に重要となる。本稿では、Meeker氏のレポートで取り上げられた最重要項目の中から、プロフェッショナルが留意しておくべき5項目を紹介する。
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