サイボウズスタートアップス(品川区)の専門組織である防災総研は、事業継続計画(BCP)に関する認識度の調査を発表した。企業の防災教育担当者、新卒社員それぞれ103人、計206人を対象に調査したところ、防災教育担当者の75.7%が「自社のBCPを新卒社員に教育した」と回答する一方、「自社のBCP内容を理解している」と回答した新卒社員は17.5%と、かい離が出る結果になったという。
防災教育担当者向けの調査では、BCP教育の有無のほか、緊急時のルール策定、防災備蓄品の準備、把握など6項目を調査。総じて「はい」の回答率が高く、企業の防災意識が高いことが伺えるという。
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