数式や組み込みルールを使えば、2つのリストの違いをはっきりさせられる。2つのまったく異なるデータセットを比較するのにもその方法は使えるが、COUNTIFS()関数は簡単で、そういった作業をこなしてくれる。この記事では、COUNTIFS()関数をフィルターや条件付き書式と組み合わせる。どちらが自分のニーズにいちばん合うか選ぼう。
筆者は「Windows 10」で「Excel 2016」のデスクトップ版を使っているが、それ以前のバージョンでも両方のテクニックを利用できる。自分のデータで作業してもいいし、「.xls」「.xlsx」形式の デモファイルをダウンロードしてくれてもかまわない。ブラウザ版でも条件付き書式ルールが利用できるが、カスタムルールは作成できない。
注記:この記事は、3回連続シリーズの3本目だ。これまでの記事「『Excel』でリストを比較--条件付き書式を使って重複を検出」「『Excel』で複数列のリストを比較--数式を使って重複を検出」も合わせて読んでほしい。
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