クラウド時代のIT基盤を考える時に最初の候補に挙がってくるのがAmazon Web Services(AWS)だ。
ガートナー ジャパンが4月25~27日に開いたイベント「ITインフラストラクチャ、オペレーション・マネジメント&データセンター サミット 2018」でアマゾン ウェブ サービス ジャパン技術統括本部 エンタープライズソリューション本部 部長 シニアソリューションアーキテクト 瀧澤与一氏が「デジタル化を見据えたエンタープライズIT基盤とは-AWSクラウドインフラストラクチャーの進化」と題したセッションでAWSの現在を語った。
瀧澤氏によればグローバルでの利用者数は数百万(日本は数十万)を超えるという。明確な数値を示さないのは「今日使っているユーザーが明日解約するかもしれない」(瀧澤氏)ため、同社は前月に使用状況があった無料利用枠を含むAWSアカウント数を「アクティブカスタマー」として数えている。
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