MicrosoftはIoTデバイス向けのLinuxベースOSを開発した。企業や工場、家庭用のインターネット接続アプライアンスのセキュリティ保護を促進する取り組みの一環となる。
新たなOSは「Azure Sphere」の一部分となる。MicrosoftはAzure Sphereについて、IoTデバイスを、メーカーから出荷後10年間の耐用年数が終わるまで保護する新たなサービスだとしている。
モノのインターネット(IoT)デバイスの普及が拡大し、年間90億台超のIoTマイクロコントローラが配備されている。こうした中、時代遅れのソフトウェアや、IoTデバイスの認証技術が成熟していないことによるセキュリティ上のリスクに対する懸念も高まっている。最新の調査によると、過去3年間に少なくとも1度はIoTを標的とする攻撃を受けたことがある組織は約20%に上るという。
残り本文:約1884文字 ログインして続きを読んでください。