HPは米国時間4月9日、「Chromebook x2」を発表した。同社が「世界初の着脱可能な『Chromebook』」と呼ぶこの端末は、スタンドアロンのタブレットとして、あるいはキーボード付きのノートPCとして機能する。これにより、Chromebook端末とGoogleエコシステムにアクセスする新たな方法を提供すると、プレスリリースに記されている。
調査会社IDCによると、Chromebookは市場で最も急成長しているPCの1つで、過去2年間の出荷台数の伸びは50%を上回っているという。「Chrome OS」も現在、米国のK-12教育(幼稚園から高等学校までの13年間の教育)向けモバイルコンピューティング市場において60%近いシェアを得ていると、米TechRepublicの姉妹サイトである米ZDNetが報じている。
Chromebook x2は、さまざまなフォームファクタを使ってGoogleのエコシステムにアクセスしたいという要望を満たすためのものだと、同リリースは述べている。新たなChromebook端末は、コンバーチブル端末からGoogleのエコシステムにさらに容易に接続したいと考える、出張中のビジネスユーザーにとっても心強いオプションになり得る。
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