コミュニケーション

「Microsoft Teams」入門--機能の拡充と連携が進むMSのコラボレーションハブ

「Microsoft Teams」は、グループワークの簡素化を目的に設計されたチャットおよびコミュニケーションプラットフォームだ。マイクロソフトの各種サービスとの連携が進んでおり、ユーザー数を伸ばしている(2018年4月9日公開、2020年5月18日更新)。

 Microsoftのチャットおよびコミュニケーションプラットフォーム「Microsoft Teams」は、登場こそ「Slack」よりやや後だったが、「Microsoft 365」と統合されているため、他にはない切り札となる機能をいくつか備えている。

 この入門記事では、Microsoft Teamsに関する情報を簡潔にまとめて紹介する。

概要

  • どんなものなのか:Microsoft 365のサブスクライバー向けのチャットおよびコミュニケーションプラットフォームであり、グループワークの簡素化を目的に設計されたものだ。
  • どのように使うのか:チャットベースのコミュニケーション機能を備えているほか、他のMicrosoftサービスとの統合により、ユーザーはファイルや予定表の共有、共同編集が可能で、ボイスチャット、ビデオチャット、テキストチャットを簡単に切り替えられる。
  • 誰が影響を受けるのか:クラウドベースMicrosoft 365スイートのサブスクライバーなら、大半の人がTeamsを利用できる。
  • いつから、どこで利用できるのか: Microsoft 365の顧客向けに提供されており、93の言語と方言がサポートされている。
  • どうすれば利用できるのか:Microsoft 365を使用している大半の組織で、デフォルトで有効になっている。

どんなものなのか

 Teamsは、ビジネス用のチャットベースのコミュニケーションに対するMicrosoftの解釈であり、Slackなどの競合プラットフォームへの対抗サービスだ。Slackは売り上げが安定しているが、株価が下がり続けている。アナリストが下落の一因として挙げているのが、Microsoft Teamsだ。2019年7月、Teamsのデイリーユーザー数が1300万人に達し、Slackを追い抜いた。2020年4月時点で、Teamsのデイリーアクティブユーザー数は7500万人だ

 最も単純な使い方として、ユーザーは「Team」(チーム)をセットアップすることができる。それぞれのチームは、基本的にグループチャットルームのハブとして機能する。チャットルームはチャネル(会話)と呼ばれる。

 1つのチーム内で複数のチャットルーム(チャネル)を作成することができる。チャットの流れを把握しやすいように、会話はスレッド化されて、上から下に流れ、ユーザーに更新が通知される。直接会話をしたい場合は、1回のクリックですぐにボイスチャットやビデオチャットを立ち上げて、他のチャネルの参加者と会話を始められる。現在、Microsoft Teamsのグループビデオチャットには最大250人が参加できる。Microsoftは2019年6月、多人数のグループでのコミュニケーションに対応するために、メッセージングサービス「Microsoft Kaizala」をTeamsに統合した。

 だが、MicrosoftはTeamsを単なるチャットハブとして売り込んでいるわけではない。TeamsはMicrosoft 365と統合されているため、「Word」や「Excel」といった他の「Microsoft Office」サービスに加え、「SharePoint」「PowerPoint」「OneNote」「Planner」(「Tasks」と名称変更される)「Power BI」などのクラウドストレージおよび共有サービスと連携する。

 チーム内で共有されるすべての文書、スプレッドシート、プレゼンテーションが、Microsoftの「OneDrive」クラウドストレージやローカルのSharePoint環境に保存されたコピーと同期されるため、チームの全メンバーが最新のバージョンにアクセスできる。こうした共有コンテンツの共同編集も可能で、各ユーザーによる変更がOfficeソフトウェア内でリアルタイムに反映される。

 こうしたMicrosoftの各種サービススイートとの統合に加えて、新しい機能が頻繁に追加されている。医療関係組織のためのTeams(2020年2月)もその1つだ。

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