IoT

デジタル化で新収益--IoTがもたらす製造業の“サービス化”の可能性

製品を納入した後もセンサなどで製品の状態を分析するなどして製品のユーザー企業にサービスを提供しようという“サービタイゼーション”の動きが見えつつある。

 あらゆるモノがインターネットにつながるIoTで製造業の事業形態が変わろうとしている。従来は、製品を製造して販売したらそれで終わり、というのが製造業が基本事業だった。だが、製品を納入した後もセンサなどで製品の状態を分析するなどして製品のユーザー企業にサービスを提供しようという“サービタイゼーション”の動きが見えつつある。

 統合基幹業務システム(ERP)パッケージなどを開発、提供する、スウェーデンのIFSのグローバルインダストリーソリューション部門バイスプレジデントのAntony Bourne氏が「なぜ今サービタイゼ―ションなのか:デジタルシフトで付加価値を」というテーマで3月15~16日に開催されたイベント「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション戦略&アプリケーション・アーキテクチャ サミット2018」で語った。

 IFSが実施したデジタルトランスフォーメーション(変革)に関する調査によれば、業種別の取組度合いは航空業界(44%)、建設&エンジニアリグ(39%)、製造業(29%)、保守・サービス(23%)、石油&天然ガス(19%)が上位5業種となる。全業種平均は31%であることを踏まえると、石油&天然ガス業界は原油価格という問題から積極的な取り組みに至っていないものの、「投資できない環境においても、(19%の)デジタル変革を展開する企業が存在する」(Bourne氏)

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