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Watsonや自動化ツールも活用--IBMが進める次世代システム開発の勘所

IBMは、顧客接点を強化するためのアプリケーション開発としてDevOps、クラウドネイティブ、開発の自動化というキーワードを挙げている。

 顧客が企業に求めるスピードはかつてないほど速くなっている。現在提唱されている、企業のデジタル化とは、以前とは様変わりした顧客の行動に企業が追い付くための方策とも表現できる。顧客のスピードに追い付くためには、企業の内外で活用されるアプリケーションの位置付け、開発の方法、アーキテクチャも変えざるを得なくなっているとも言える。

 そうした課題に対する回答として、日本IBMのグローバル・ビジネス・サービス事業 クラウド・アプリケーション・イノベーション 執行役員 我妻三佳氏が「デジタル変革を支える次世代エンタープライズアプリケーション」と題して、3月15~16日に開かれたイベント「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション戦略&アプリケーション・アーキテクチャ サミット2018」で講演した。

 我妻氏はこれまでのエンタープライズアプリケーションを「構造化データを前提とする経営管理基盤」として、今後のエンタープライズアプリケーションは「事業活動を加速する次世代ビジネス基盤」になると解説した。

 これまでの“構造化データを前提とする経営管理基盤”について「現状を適切に記録するのが究極の目標だが、現状においては吸収できない事情が出てきている。事業の統合や事業間連携といった顧客需要に対して対応できないなど、変化や変革に弱い」

 今後目指すべき“事業活動を加速する次世代ビジネス基盤”については「データ保存やトランザクションを見直し、クラウド活用が当たり前の時世に合わせた新基盤は、業界特化型クラウドやブロックチェーンなど新技術の採用も特徴的。AI(人工知能)という文脈ではコグニティブ(認知)サービスと企業内データやオープンデータなどを組み合わせ予知型経営に生かせる」と解説する。

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