Googleは米国時間3月21日、「Google Cloud」向けのセキュリティに関する多数の新機能を発表した。企業における「G Suite」のセキュリティを強化する複数のアップデートが含まれるという。Googleがブログ投稿で明らかにした。
G Suiteのセキュリティ、トラスト、プライバシー担当ディレクターを務めるSuzanne Frey氏は、同ブログ投稿で、「われわれは本日、Google Cloud向けに20種類以上のアップデートを発表した。これらは、Google Cloudユーザーが自社のセキュリティ環境に対する制御を拡大、深化できるようにするものだ」と述べている。「G Suiteでは、これらの機能の多くがデフォルトでオンに設定される。したがって、組織にふさわしい保護機能が確実に使えるようになる。さらに都合がよいことに、ほとんどの場合、社内ユーザーは何もする必要がない」(Frey氏)
さらなるセキュリティ機能や洞察が加わったことで、G Suite管理者は、セキュリティリスクの効率的な把握や対処が容易になり、同プラットフォームがより魅力的な企業向けオプションになる可能性がある。
G Suiteに加わった新たなセキュリティ機能は、次4つのカテゴリに分かれる。
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