Box Japanは、データ保管先を選択できる「Box Zones」の機能を拡張し、日本国内にデータを保管してバックアップできる「Box Zones Japan」の提供を3月13日に開始した。プライマリは東京のAmazon Web Services(AWS)、バックアップは大阪のMicrosoft Azureにデータを保存することで、日本国内でサービスが完結し、コンテンツのアップロード、ダウンロード速度も向上する。
代表取締役社長の古市克典氏は、「これまで“Boxに興味はあるが、データを日本以外の場所に置くのは難しい”という官公庁、医療機関、金融系、大手製造業のお客さまを獲得することができる」と新サービスによってさらなる顧客拡大を狙う。
Box Zonesは2016年6月に提供を開始したサービス。通常サービスが一度、本社がある米国を経由してデータ保存するのに対し、任意の地域内にデータを保管することで、パフォーマンス、レジデンシー、プライバシーを懸念するユーザー企業に対応する。
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