ビッグデータ解析

ビッグデータに埋もれた「黄金」を掘り起こす--RDBから始める5つのステップ

ビッグデータプロジェクトを開始したはいいが、有益な情報をなかなか見つけ出せないという場合もある。まずはリレーショナルデータベースのデータから手を付けて、徐々にビッグデータを追加していくというアプローチを紹介する。

 ギリシャ神話に登場するイアーソーンは、既知の世界の果てを越えて、黄金の羊の毛皮を持ち帰るという難題を突き付けられた。彼は危険な海を渡り、竜や戦士と戦うことになる。

 データに埋もれた黄金を見つけ出すという企業の取り組みは、激しさという点ではイアーソーンの冒険に遠く及ばないが、かといって楽な作業というわけでもない。

 「ビッグデータプロジェクトが始まってから何年もたつというのに、ビッグデータに引きずり込まれたが何を探せばいいかよく分からない、と言ってくる企業がいまだにある」とデジタル変革とエンタープライズコンピューティングを専門とするコンサルティング企業SPRでチーフデータサイエンティストを務めるRoy Johnson氏は述べる。「そのような企業にビッグデータプロジェクトを始めた理由を尋ねてみると、追いかけるべきトレンドだと感じたから、という答えが返ってくる」(Johnson氏)

 Johnson氏によると、探しているビジネスの黄金が何なのか、しっかりと理解していない企業は、ビッグデータプロジェクトで成功するのは難しいという。「こうした企業は、探しているデータの種類はある程度理解していても、必要なスキルセットがないために、そのデータから黄金を『採掘』する難しさを甘く見てしまうことが多い」(Johnson氏)

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