Googleは米国時間3月7日、同社モバイルOSの最新版「Android P」の開発者プレビューを正式にリリースした。同日付の公式ブログ投稿によると、Android Pには同プラットフォームの利便性を拡げる多数の新機能やAPIが含まれているという。
Android公式アプリを提供している組織は、この投稿に記されている新機能を把握し、組織内の開発者が同プレビュー版をインストールし、作業を始められるようにすべきだろう。そうすれば、Android Pが一般提供され次第、同OSを活用するアプリをより短期間でリリースできるようになる。
まず、Android Pでは、「iPhone X」のようなノッチ(小さな切り欠き)にスマートフォンの画面で対応する。これは、Bloombergの記事がこれまでに伝えていた内容と合致している。上述のブログの投稿によると、新たな開発者向けオプションを使用することで、開発者はノッチがある設計をシミュレーションできるようになるという。「クリティカルな没入型コンテンツを扱っている場合は、新しいAPIを使って切り欠きの形状を確認し、その周囲を含め全画面のレイアウトを要求することもできる」と同ブログ投稿に記されている。
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