ATOMのポイント
- 月次や週次の定期出力に対応し、必要な時に自動的にレポートが作成
- 媒体ごとにクライアントやアカウント単位の日次進捗を一覧で確認
- 予算超過や進捗遅延、突発的な指標変化についてはメールでアラート
ATOMの製品解説
テクロコの「ATOM」は、自動レポート作成や数値管理、自動入札などの機能を備えた運用型広告管理サービスだ。Google AdWordsやYahoo! JAPANプロモーション広告、その他Facebook、Twitter、Criteo、Logicadなどとの連携によりデータが自動的に更新されるようになっており、リスティング広告のアカウントを一元管理できる。
Excel形式でレポートを出力するレポート機能は、月次や週次の定期出力に対応し、必要な時に自動的にレポートが作成される。ディスプレイ広告のバナー画像レポートも自動化が可能だ。
サマリー、メディア別、月別推移といった定型レポートも用意されており、自由にカスタマイズすることが可能だ。カスタマイズはExcelの関数を組み替えるだけで行える。
自動生成されたレポートをメールで送信する機能も備えており、レポートごとに宛先の設定が可能。担当者やクライアントに直接メールでレポートを送ることができる。
数値管理機能では、媒体ごとにクライアント、アカウント、キャンペーン単位の日次進捗を一覧で確認できる。媒体管理画面で取得できる数値のほかに、代理店手数料を含めた利用金額や月末着地の予想利用金額、目標に対する差分や達成率など、進捗管理に必要な指標も自動的に計算される。予算超過や進捗遅延、突発的な指標変化についてはメールでアラートを受信できるため、すぐに詳細を確認して対応することができる。
運用型広告の最適化に必要なツールもそろえている。自動入札機能はAdWordsやYahoo! JAPANプロモーション広告のスポンサードサーチなどに対応する。
広告を表示させる回数で発生する広告コスト(Cost Per Mille:CPM)、クリック1件にかかるコスト単価(Cost Per Click:CPC)、成約ごとに発生する広告単価(Cost Per Action:CPA)の最適化やインプレッション、クリック、コンバージョンの最大化といった入札方針を設定できるほか、着地予想や進捗状況から判断して、予算を超過しそうな場合にキャンペーンを自動停止する機能も備える。
予算アロケーション機能は、自動入札を設定している媒体の中で、最も効果的な媒体に予算を自動的に振り分ける。このほか、通話料のみでリスティング広告のキーワードごとのトラッキングする電話計測機能も備える。電話による広告効果を測定できるだけでなく、コール回数や通話時間をレポート出力することも可能になっている。
用途と機能 | リスティング広告のアカウントを一元管理できる運用型広告管理サービス |
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特徴 | 月次や週次の定期出力に対応し、必要な時に自動的にレポートが作成。媒体ごとにクライアント、アカウント、キャンペーン単位の日次進捗を一覧で確認できる。インプレッション、クリック、コンバージョンの最大化といった入札方針を設定できる。 |
導入企業 | フォー・フュージョン、五箱、ASUEなど |