人材管理

企業の成長には従業員の“キャリア自律”が必要--支援するリーダーが不可欠

アップル日本法人の人事総務本部長などを経験し、『リーダーシップ3.0 カリスマから支援者へ』などを執筆した小杉俊哉氏は、企業の成長には従業員の“キャリア自律”が重要であり、リーダーには支援する役割が必要と説く。

 ビジネス環境のグローバル化をはじめ、世代の移り変わりにより、労働環境の多様化が進んできている。こうした中、企業の競争力の源泉である従業員の人材育成の在り方も変化が求められる。

 2月14日に開催されたコーナーストーンオンデマンドジャパン主催のイベント「グローバルタレントマネジメントフォーラム 2018」で基調講演に立った、慶応義塾大学大学院理工学研究科の特任教授で立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科の客員教授を務める小杉俊哉氏は、これからの企業の成長における従業員の“キャリア自律”と継続的学習の重要性を説いた。

 だが、具体的に“キャリア自律”とは何を指すのだろうか。

 小杉氏によると、キャリア自律という概念は2000年に“研修”という形で日本に紹介された、比較的新しいもので、当時、日本の企業においては「社員が自立意識を持つことでマネジメントがやりにくくなるのではないか?」「社員がすぐに辞めてしまうのではないか?」など悲観的な反応が占めたという。

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