Googleは米国時間2月21日、「Cloud IoT Core」の一般提供を発表した。無数のコネクテッドデバイスとのセキュアな接続と中央管理を支援するフルマネージド型の法人向けサービスだ。
Cloud IoT Coreは、2017年にパブリックベータ版がリリースされている。Googleのブログ投稿によると、同サービスを「Google Cloud IoT」ソリューションの一部として使用することで、あらゆるIoTデータの取り込み、アナリティクスや機械学習サービスとの接続が可能になり、より多くの知見が得られるという。また、Google Cloud IoTは、「Google Cloud Pub/Sub」や「Google Cloud Dataflow」、「Google Cloud Bigtable」「Google BigQuery」「Google Cloud Machine Learning Engine」など、他のGoogleアナリティクスサービスと連携することも可能だ。
Cloud IoT Coreにより、Googleはエンタープライズ分野でさらなる足掛かりを築く可能性がある。先ごろ開発者を対象に実施されたアンケートでは、「Amazon Web Services(AWS)」などのライバルと比べると、Googleの「Cloud Platform」が最も革新的との評価が得られた。それでも、最大の市場シェアを維持しているのは依然としてAmazonだ。
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