SkyDesk Cards Rのポイント
- 日英中に対応したOCRでデータ化、共有範囲は設定可能
- タグでグルーピング、タグ検索で目的の名刺を一覧表示
- 重複検出された複数の情報は、どれを最新として残すか選択して名寄せ
SkyDesk Cards Rの製品解説
富士ゼロックスの「SkyDesk Cards R」は、簡単に名刺画像を登録でき、名刺情報を社内で共有できる、法人向けの名刺管理サービスだ。登録された名刺画像をデジタルデータ化し、名寄せやタグ付けなどで整理することで、名刺情報を共有、活用できる。
名刺画像は、複合機やスマートフォンなど身近な機器で登録できる。複合機からの登録では、複数の名刺を一度にスキャンして取り込むことが可能だ。スマートフォンについては名刺を撮影して取り込める専用のアプリが用意される。登録された名刺は、日英中に対応した光学文字認識(OCR)でデータ化される。オペレーター入力サービスも利用することができる。
登録した名刺情報は利用者全員で共有でき、誰がどの会社の誰と名刺を交換したか、といった詳細な情報も共有することが可能だ。共有範囲も設定できる。チーム内だけで共有できるようにしたり、チーム所属者でも名刺情報を共有しないメンバーを設定したり、といった設定が可能。
名刺情報はクラウドで管理される。氏名や社名、メールアドレス、所属、電話番号などの連絡先情報を名刺画像とセットで管理することが可能だ。PCのブラウザやスマートフォンアプリからアクセスできる。
「年賀状を送る対象者」「イベント参加者を管理」「業種を分類」などのタグを付与することでグルーピングできる。タグ検索を使うことで目的の名刺を一覧で表示する。同一人物に複数のタグを設定することも可能。
名寄せ機能も利用できる。氏名や携帯電話番号、メールアドレスなど重複検出のもとになるデータを指定すると、同一人物と思われる名刺があると自動で知らせてくれる。
重複検出された複数の情報は、どの情報を最新情報として残すか選択して、名刺情報を名寄せできる。役職や重症などの変更があっても最新の情報に保つことができる。重複チェックの後の名寄せ作業で最新の情報に更新されると、それ以前の名刺画像は過去のものとして残る。部署や役職などの変更履歴も確認できる。
CSV形式での出力も可能なので、外部システムでこの情報を利用できる。同社の顧客情報管理システム(CRM)「SkyDesk CRM」と連携することで、企業ごとに商談記録や営業の活動状況を管理することも可能になっている。
用途と機能 | 身近な機器で登録できる名刺管理サービス |
---|---|
特徴 | 誰がどの会社の誰と名刺交換をしているか、といった詳細な情報も共有。タグでグルーピングできる。重複検出された複数の情報は、どれを最新として残すか選択して、名刺情報を名寄せ |
税別価格 | 契約、支払いは6カ月単位 1~5ユーザー:1万8900円 5~10ユーザー:3万4650円 |
導入企業 | 久米設計など |