Googleは米国時間2月12日、「Tensor Processing Unit」(TPU)のベータ版を「Google Cloud Platform」で提供開始した。企業が人工知能(AI)や機械学習を使った取り組みを加速する上で強力な選択肢になる。
これはブログ投稿で発表されたもので、新たなTPUは今後、機械学習モデルのトレーニングを高速化する上で大きな効果を発揮すると予想される。つまり、モデルの作成に数日または数週間のトレーニングを要していたものが、一夜にして完成する可能性がある。GoogleがTPUに関する取り組みを最初に発表したのは数年前だが、今回リリースしたTPUは、同社のクラウドユーザーに使用してもらうのが目的だ。
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