Canalysは、クラウドインフラ市場に関する調査結果を発表した。それによると、2017年第4四半期において、クラウドインフラサービスに対する世界全体の支出額は156億ドルで、前年同期の107億ドルに比べ46%増だった。2017年通期では、前年比45%の増加という。
第4四半期の状況をベンダー別にみると、シェアトップは引き続きAmazon Web Services(AWS)で、市場全体の32%を占めていた。これにMicrosoft(14%)、Google(8%)、IBM(4%)が続く状況も変わっていない。これら上位4社はいずれも増収で、それぞれの前年同期比はMicrosoftが98%増、Googleが85%増、AWSが45%増、IBMが9%増と、寡占度合いが高まっている。
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