Document Foundationは米国時間1月30日、人気の高いオープンソースオフィススイートの最新版「LibreOffice 6.0」をリリースした。同プロジェクトは、「LibreOffice 3.3」の発表以来、約6カ月間隔でリリースを続けてきたが、6.0は大幅な改良が加わったほか、コードの内部的なリファクタリングによって今後の新機能の開発を容易にする。
言語が進化すると、往々にして、新しいアイデアを説明するために新しい単語が作られるようになる。新しい概念が次々と考案されているIT分野ではなおさらだ。IT関連の新語には「crowdfund」「middleware」といった合成語があるが、従来のオフィススイートは、スペルチェックという目的から、これらを誤りと判断する。そこで、LibreOfficeが取り入れたのが「Grammar By」機能だ。この機能により、新しい単語を、他の単語とともに同じ形式で自動認識できるようになる。
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