秘文 Data Protectionのポイント
- ファイルの編集や印刷、コピーなど参照以外の操作を禁止
- 作成者によっていつでも閲覧停止に設定してファイルを失効
- パスワード認証に一定の回数失敗するなどを予兆として検知
秘文 Data Protectionの製品解説
日立ソリューションズの「秘文 Data Protection」は、機密情報の不正利用や二次流出による漏洩を防止できる、クラウドサービス。参照のみを許可するようファイルに設定したり、外部に出したファイルを後から閲覧停止にしたりすることが可能で、情報の拡散を防止する。ファイル権限管理(IRM)的な機能を利用できる。
情報の拡散防止は、保護、警告、失効の3つのステップで構成される。まず、情報の二次利用を防止するために、閲覧型機密ファイルを作成する。これにより、ファイルの編集や印刷、コピー、プリントスクリーンなど、参照以外の操作を禁止できる。閲覧型機密ファイルは、専用のビューアで閲覧することが可能だ。
万一、情報流出が疑われる状況があった場合には、自動的にシステムから警告が発せられるため、流出の予兆の段階で対応できる。パスワード認証に一定の回数失敗するなどを予兆として検知し、管理者に通知メールが送信される。その操作が行われた場所を地図上で確認することも可能だ。
閲覧型機密ファイルは、作成者によっていつでも閲覧停止に設定できるため、外部に渡した後でも拡散を防止できる。閲覧型機密ファイルのログを取得する機能も備えており、ログはCSV形式で出力することができるほか、ログからファイルの参照位置を表示することも可能になっている。
用途と機能 | 参照のみを許可するようファイルに設定したり、外部にあるファイルを後から閲覧停止にしたりできるクラウドサービス |
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特徴 | ファイルの閲覧以外の操作を禁止することで情報を保護、外部に出したファイルも後から閲覧禁止にできるため拡散を防止することができる。流出の予兆を検知して自動的に警告を発する機能も搭載 |
税別価格 | クライアントPC1台あたり年額5000円 最小契約数は100ライセンス |