Elasticsearchは12月14日、プライベートイベント「Elastic{ON}Tour」を都内で開催。同日にカントリーマネージャーに就任した藤田純氏は「開発現場の課題解決とマネージメント層への啓発と両軸のアプローチを通じて、日本市場における顧客基盤の成長を支えたい」と意気込みを語った。
創業者で米本社Elasticの最高経営責任者(CEO)であるShay Banon氏も「日本を重点市場と位置付けている。製品力の向上とコミュニティー支援を行いながら、日本企業がOSS(オープンソースソフトウェア)製品に導入にあたり、各種課題の解決に取り組むチーム体制を強化する」と述べた。
日本マイクロソフトやAppirio Japan、GitHub Japnを経てElasticsearchのカントリーマネージャーに就任した藤田氏は、Elasticをコミュニティーに注力する企業と法人顧客向けのSIやセールスを行う企業の両軸をあわせ持つユニークさと、データの重要性が日々高まる現状で、Elasticが「ビジネス活用のど真ん中にいる」(藤田氏)点に惹かれて入社したと語る。
2014年9月に日本法人を設立した同社は当初1人からスタートしたが、現在では100社を超える企業と取り引きし、スタッフも自身を含めて11人まで増加した。「企業としてすべてをカバーする体制ができた」(藤田氏)と国内の顧客企業に対して訴えた。
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