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設計図面を電子化、一元管理して共有--印刷物の作成や輸送の費用を削減

15カ国50拠点でビジネスを展開する松井製作所は、設計図面などを紙で配布していたが、取り回しに苦労していたことから電子化して日本本社で一元的に管理し、グローバルで安全に共有できる体制を構築した。

 1912年創業の松井製作所(大阪市中央区)は当初、医療・理化学機器メーカーだったが、1960年代にプラスチック分野に参入。現在は金型温度調節器や樹脂乾燥機、輸送機、配合機などのプラスチック成形用合理化機器やシステムの開発、製造、販売を手掛けており、世界シェア1位という。

 1986年から海外に進出し、アメリカやドイツ、中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、ブラジル、メキシコ、フィリピンに拠点を設置。現在は15カ国50拠点で事業を展開している。連結従業員数は約1100人、売上高は200億円となっている。

 同社は従来、設計図面や技術情報を紙ベースで運用していたが、場所によっては担当者が簡単に見ることができないという課題があったという。各地に配布した図面を更新するたびに差し替えるという作業は労力やコストで問題があったと説明。確実さという点でも至難の業だったとしている。改訂図面の差し替え作業が間に合わずに現場が混乱する事態もあったという。

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