vSANのポイント
- HCIのストレージとして利用、ブロックアクセスにも対応
- オールフラッシュストレージのキャパシティも最適化
- ダウンタイムなしでクラスタあたりのホスト数を2~64台に拡張
vSANの製品解説
「VMware vSAN」は、ハイパーバイザ「VMware vSphere」で稼働する仮想マシンからアクセスする、サーバ内蔵のハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステードライブ(SSD)を抽象化してプールするソフトウェア制御ストレージ(SDS)のソフトウェア。プール化されたストレージは分散型共有ストレージとして利用される。
vSphereカーネルに組み込まれており、データのI/Oパスを最適化して、CPUやメモリへの影響を抑えながら、パフォーマンスを維持する。vSphereベースの仮想マシンを多数稼働させるハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)のストレージとして利用できる。ブロックアクセスにも対応する。
サーバ内蔵のSSDをキャッシュとして利用してストレージの遅延を最小限に抑える。ソフトウェアベースの重複排除と圧縮技術でオールフラッシュのストレージのキャパシティも最適化する。CPUとメモリのオーバーヘッドを抑える。暗号化機能も組み込まれており、保存されたデータをクラスタレベルで保護する。
ダウンタイムなしでクラスタあたりのホスト数を2~64台に拡張できる。クラスタに新しいホストを追加することでキャパシティとパフォーマンスの両方を同時にスケールアウトできる。
用途と機能 | サーバ内蔵のHDDとSSDを抽象化してプール。分散型共有ストレージとして利用 |
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特徴 | CPUやメモリへの影響を抑えながらパフォーマンスを維持。ソフトウェアベースの重複排除と圧縮技術でオールフラッシュのストレージのキャパシティも最適化。ソフトウェアベースの重複排除と圧縮技術でオールフラッシュのストレージのキャパシティも最適化 |
導入事例 | ダラム大学、At home、Abo Akademiなど |