IBM Spectrum Virtualizeのポイント
- vSphereやHyper-V、PowerVMなどの仮想化サーバをサポート
- 異機種が混合したストレージでも全体で統合された機能を利用
- ベンダーの違いに関係なく、管理を簡素化するとともに統合
IBM Spectrum Virtualizeの製品解説
「IBM Spectrum Virtualize」(旧SAN Volume Controller:SVC)は、複数のSANストレージを束ねて仮想化するストレージ仮想化ソフトウェア。ストレージタイプにかかわらず、オンプレミスとパブリッククラウドのx86サーバに導入して、どちらのストレージでも一貫して管理する。「IBM Spectrum Storage」ファミリに含まれる。
vSphereやHyper-V、PowerVMなどの仮想化サーバ環境をサポートするとともに、400種類近くのストレージをサポートする。圧縮技術「Real-time Compression」で最大5倍のデータを保管できる。「Thin Provisioning」技術で物理スペースも節約する。
データはソフトウェアベースで暗号化する。二重コピーとデータセンター間の自動で切り替わる。あるタイプのストレージから別のタイプのストレージにデータを移行させる時でも中断させずに実行できる。
異機種が混合したストレージでも全体で統合された機能を利用でき、管理を一括できる。vCenterなどのツールと統合してストレージの自動プロビジョニングなどを容易に展開し、俊敏性を向上できるという。
ハードウェアベンダーの違いに関係なく、管理を簡素化するとともに、ストレージを統合できる。さまざまなタイプのストレージで共通の機能をサポートし、ベンダーの組み合わせをサポートすることでストレージを柔軟に扱えると説明している。
用途と機能 | 、複数のSANストレージを束ねて仮想化するストレージ仮想化ソフトウェア |
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特徴 | ストレージタイプにかかわらず、オンプレミスとパブリッククラウドのx86サーバに導入して、どちらのストレージでも一貫して管理。異機種が混合したストレージでも全体で統合された機能を利用でき、管理を一括できる。ハードウェアベンダーの違いに関係なく、管理を簡素化するとともに、ストレージを統合 |