大和ハウス工業は、スマートスピーカ「Google Home」とイッツ・コミュニケーションズの「インテリジェントホーム」を活用した、コネクテッドホーム「Daiwa Connect」プロジェクト第1弾を2018年1月から進める。東京・渋谷の展示場ではデモ展示をスタートし、コネクテッドホームを実体験できる。
プロジェクト開始の背景として、大和ハウス工業 取締役 住宅事業全般担当常務執行役員の大友浩嗣氏は「高齢世帯の増加、空き家問題、共働き世帯の増加、自然対策への対応といった日本の住環境を取り巻く課題に対し、家を建てるにとどまらず、お客さまとつながり続けることが重要。こうした課題解決に取り組むために、Daiwa Connectというブランドを作り、IoT活用による住宅進化に取り組む」と説明した。
2017年11月に住宅展示場でのデモ展示を開始し、年内に全国10カ所の展示場で展開。2018年1月にGoogle Homeを活用したコネクテッドホームの提案を全国で開始し、2018年上半期にはさらに進化した新しいコネクテッドホームを提案する計画だ。
「IoT住宅が登場するのはこれからだが、コネクテッドホーム市場でトップシェアを目指す。まず当社が提供する住宅で、Daiwa Connect搭載率50%以上を目指す」(大友氏)
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