新興技術

Kickstarterを中小企業が利用するには--クラウドファンディングで成果を出すための基本

Kickstarterなどのクラウドファンディングサイトは新製品の資金調達に有効だが、利用にあたって押えておくべきポイントがいくつかある。Kickstarterの関係者やクリエーターに、どのようにキャンペーンを立ち上げるべきか話を聞いた。

 資金調達は常に難題ではあるが、Kickstarterなどのクラウドファンディングサイトが登場したことで、新たなビジネスベンチャーの資金を調達する手段が以前より多くなった。Kickstarterはうまく機能すれば、真に革新的なアイデアの発展に貢献することがある。

 Kickstarterのデザインおよびテクノロジ担当シニアキュレーターであるNick Yulman氏は米CNETのCNET@Workに対し、「Kickstarterは、形にしたい独創的なアイデアを持っているすべての人のためのものだ」と述べた。

 個人や企業が資金調達と市場調査を同時に実施できるため、「本当の意味で新しいことをやっていて、Kickstarterを検証のために利用している人」にとって強力なプラットフォームになる、とYulman氏は説明する。「先例のないことをやろうとしている。興味を持ってもらえるだろうか。これを推し進めるに当たって十分なサポートを得られるだろうか」(Yulman氏)といったことの検証だ。

 とはいえ、クラウドファンディングは簡単ではない。Kickstarterの全キャンペーンのうち、成功するのは約36%にすぎない。キャンペーンの成果は、カテゴリによっても異なる。たとえば、テクノロジカテゴリで宣言した目標調達額を達成できるのはおよそ5件に1件だけだ。一方、演劇のカテゴリとダンスのカテゴリでは、60%前後のプロジェクトが成功を収めている。これらのカテゴリのプロジェクトは多くの場合、特定の地域でのライブパフォーマンスを目的として立ち上げられるため、地元コミュニティーの強力なサポートを受けられることが多い。

 Kickstarterキャンペーンを軌道に乗せるために、起業家や企業が実行すべき手順がいくつかある。まずは、クラウドファンディングが自分のプロジェクトの資金調達手段として適切かどうか、考えてみるといいだろう。Kickstarterの関係者や同プラットフォームに詳しい人々に、始め方について話を聞いた。

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