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需要創出のために地域を活性化--デマンド交通を導入したイーグルバスの挑戦

埼玉県のバス事業者のイーグルバスは、路線バスにセンサなどを取り付けてバスの状況を可視化するとともに、デマンド交通も導入した。需要を創出するために、地域全体の活性化に取り組んでいる。

 11月8~9日に千葉・幕張メッセで開催された、サイボウズのプライベートイベント「Cybozu Days 2017」。創業から20周年の節目にあたる今年のテーマは「壁を超える」。2日目に行われた「ITと人間力による 交通まちづくりの取り組み」と題したセッションでは、イーグルバス代表取締役社長の谷島賢氏が講演した。

 イーグルバスは、埼玉県川越市に本社を置くバス事業者。1980年に設立され、川越市や東松山市周辺など埼玉県南西部地域を中心とする企業や学校送迎などの特定バスや観光バスの専門事業者として展開していたが、2003年に路線バス事業にも進出している。

 谷島氏によると、日本の路線バスの現状は最盛期の6割のマーケットが失われた状態。特に地方ではバス事業者の9割が赤字で、赤字路線の撤退が相次いでいる。

 一方、少子高齢化が進む日本では、免許の返納者が増え、“交通弱者”と呼ばれる、公共交通に移動手段を頼らざるを得ない人々が増えているのも現状だ。こうした現状の中、ITによる事業の最適化と効率化に積極的に取り組んでいるのがイーグルバスだ。

 「乗客が乗っていないという現状は運行が乗客のニーズに合っていないか、ニーズ自体がないのかのどちらかである」と谷島氏。さらに、これを「製造業で言うところの製造管理と品質管理がなされていない」と言い換える。

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