AI・機械学習

「Amazon Alexa」入門--「Amazon Echo」の中核を担うデジタルアシスタント

CES 2017では、アマゾンのデジタルアシスタント「Amazon Alexa」を統合する製品が多く見られ、競合製品との差を見せつけていた。本記事では、市場をリードするAlexaの概要について説明する。

 最初に誕生したのはコンピュータだ。その後、ネットワークが登場し、同じ場所にある複数のデバイス間で情報を共有することが可能になった。そこからインターネットが進化し、人類は要望を入力するだけで情報を保存、分類、および検索できるようになった。

 コンピューティング分野において、デジタルアシスタントが次の革命になることをあらゆる兆候が示している。「iPhone」には「Siri」があり、Googleには「Google Assistant」がある。Microsoftには「Cortana」、Amazonには「Amazon Alexa」がある。そして、これらのデジタルアシスタントは皆、ユーザーが音声コマンドを発するだけで、結果を返してくれる。

 CES 2017では、デジタルアシスタント分野の覇権をめぐる戦いにおいて、ライバルと明確な差を付けている製品が明らかになった。Alexaだ。展示会場では、Amazonとの統合や提携が至る所で見られた。その光景を目にした多くの人は、Alexaとは具体的にどんなものなのか、と不思議に思っているはずだ。

 この入門記事を読めば、Amazon Alexaに関する情報を短時間で得ることができる。

概要

  • どんなものなのか:AlexaはAmazonのデジタルアシスタントで、2014年に「Amazon Echo」と共に最初にリリースされた。Alexaはウェブ検索の結果を提供したり、Amazonから商品を注文したりできるほか、対応するIoTデバイス群のハブとしても機能する。
  • なぜ重要なのか:Amazon Alexaは機械学習の最たる実用例であり、人工知能の新たな進歩をコンシューマー向け製品に応用する取り組みの中で最も成功した事例の1つでもある。Alexaのようなシステムは、人間が機械を操作する方法が大きく変わることを示す初期の兆候だ。
  • 誰が影響を受けるのか:主にEchoなどのAlexaベースのデバイスで同デジタルアシスタントを使用するコンシューマーが影響を受ける。それに加えて、ほかの競合他社も影響を受けるだろう。MicrosoftやGoogle、Appleも皆、デジタルアシスタントを提供しており、その全てがAmazonの後塵を拝している。
  • いつリリースされたのか:Alexaの一般提供が開始されたのは2015年だ。Amazonは先頃、AlexaのAPIを開発者に公開したので、Amazon製以外のデバイスとも統合できるようになった。
  • どうすれば利用できるのか:Alexaを利用し始める最も簡単な方法は、同デジタルアシスタントが搭載されたデバイスを購入することだ。複数のベンダーがそうしたデバイスを提供している。機能や価格は機種によって異なる。

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