デスクトップ仮想化

Windows 10のVDIにはGPU--サポート体制を強化するエヌビディアの狙い

クライアントOSは多数がWindows 7だが、サポート終了なども相まってWindows 10へ移行する機運が高まりつつある。だが、エヌビディアは「Windows 10ベースのVDI環境は注意すべき点がある」と警鐘を鳴らす。

 エヌビディアは11月7日、都内で仮想GPUソリューションに関する説明会を開催した。エヌビディア ジャパン エンタプライズ事業部ビジュアライゼーション部 部長 田上英昭氏は「最新のGRIDソフトウェアでVDI(仮想デスクトップ基盤)環境を強化し、シェア拡大を目指す」と語る。

エヌビディア ジャパン エンタプライズ事業部ビジュアライゼーション部 部長 田上英昭氏
エヌビディア ジャパン エンタプライズ事業部ビジュアライゼーション部 部長 田上英昭氏

Windows 10 VDIで明暗が分かれるGPUの存在

 GPUを仮想環境で利用する際の呼称は数多くあれど、エヌビディアでは「NVIDIA GRID」と称している。従来のVDIでは困難だったワークステーションを仮想環境で利用可能にする技術と位置付け、3D CADや医療画像といったハイグラフィクスなアプリケーションをVDI経由で利用するためのソリューションだと同社は説明する。

 現在のクライアントOSは多数がWindows 7だが、サポート終了なども相まってWindows 10へ移行する機運が高まりつつある。だが「Windows 10ベースのVDI環境は注意すべき点がある」(田上氏)と警鐘を鳴らす。Windows 7はDirect X9ベースの視覚効果を演出するWindows Aeroが1つのアピールポイントだったが、VDI環境では無用の長物だ。

 同OSはWindowsクラシックなど視覚効果を抑止する機能を用意していたものの、Windows 10に相当する機能は存在しない。「VDIでWindows 10を利用する場合、GPU処理はCPUが代替するため、Windows 10ではパフォーマンスが著しく低下する」(田上氏)

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