Cloud DB Doctorのポイント
- リソース情報やトランザクションなどをクラウドに蓄積してモニタリング
- 機械学習を活用して異常検知のアラートも可能
- 専門エンジニアが定期的に診断して現状の課題などを報告する
Cloud DB Doctorの製品解説
Winテクノロジの「Cloud DB Doctor」は、企業で稼働する「Microsoft SQL Server」のリソース情報などをモニタリングするとともに専門家が定期的に診断。トラブル発生を未然に防ぐ。SQL Server 2008 SP3以降に対応する。
SQL Serverの内部構造を理解した専門エンジニアにより開発されたエージェントがデータベースのリソース情報を「Azure SQL Database」に蓄積し、ブラウザでアセスメント情報やアラート情報を提供する。
CPU稼働率やメモリ使用率などの基本リソース情報のほかにインデックスやトランザクションなどのSQLリソース情報がグラフで表示される。閾値で判別するアラートや機械学習サービス「Azure Machine Learning」で異常検知した場合のアラートも自動化されている。
WinテクノロジのSQL Serverエンジニアによるアセスメントでの定期診断サービスも提供される。現状を分析して課題を明確化、改善策もアドバイスする。診断レポートは半年ごとに提供される。
トラブル防止はもちろん、ミニマムスタート、必要な分だけをクラウドサービスとして利用するなど、柔軟に活用できる。万が一問題が発生しても、継続的に集積された情報から適切なアドバイスを受けることもできる。

Cloud DB Doctorのサービスイメージ(出典:Winテクノロジ)
用途と機能 | SQL Serverの情報をクラウドに蓄積してモニタリング、専門家による診断でトラブルを未然に防止 |
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特徴 | 企業側でも確認可能なモニタリングサイトを開設、定期診断サービスと合わせて安全な情報活用に役立てられる |
税別料金 | データベースのインスタンスごとに使用するコア数で異なる。1~8コアで年2回の診断レポートが付いて、月額9万9800円。契約は1年単位。9コア以上は8コアごとに月額5000円の追加 |